山陰地区初 IBD(炎症性腸疾患)センターの設置について【11/27記者会見】

2015年12月1日

 本院に,山陰地区で初となるIBD(炎症性腸疾患)センターを設置し,12月1日から運用を開始いたします。

 IBDとは,炎症性腸疾患のことを指し,潰瘍性大腸炎(UC)やクローン病(CD)などの厚生労働省の特定疾患にも指定されている原因不明の難治性疾患です。近年,いずれの疾患も患者数が増加しています。
 島根県におけるIBDの患者数は,2013年度で潰瘍性大腸炎が837人,クローン病が207人であり,この10年間における患者数は潰瘍性大腸炎で2倍,クローン病で1.6倍と急速に伸びています。
 患者数の急速な増加と治療法の多様性の観点から,診療に際しては,消化器内科医だけでなく,消化器外科医,精神科医,薬剤師,栄養士,看護師,臨床工学技士,地域医療連携センターのスタッフ等,様々なスタッフのサポートが必要となります。
 そこで,これらのメンバーを中心としたIBD(炎症性腸疾患)センターを本院に設置することとしました。診断,検査,治療を円滑に行うことができる環境を整え,チームとしてIBD診療を行っていきます。
 今後,このセンターの設置により,総合的で高度な医療を行う体制を皆様に知っていただき,島根県のみならず,山陰地区のIBD診療に貢献したいと考えております。

 当日,IBDセンター長の石原俊治准教授は「患者さんが日常生活を不自由なく送っていけるように,チームで治療・サポートに取り組みたい。」と述べました。

 

(記者会見の様子)
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向かって左より

井川 幹夫(いがわみきお) 病院長,石原 俊治(いしはらしゅんじ) 准教授