腋臭症(わきが)、腋窩(えきか)多汗症の最新治療を行っています

公開日 2023年03月14日

 当院形成外科では、腋臭症(わきが)の治療を保険診療で行っています。腋臭症は日本人の約20%が罹患しており、わきから不快な臭いを発する状態です。汗の分泌腺は2種類あり、1つはエクリン腺から分泌されるさらさらとした汗ですが、もう一つはいわゆる臭いの原因になるアポクリン腺から分泌される汗で、腋臭症はこのアポクリン汗腺からの汗の量が多いことが原因です。
 一方、腋窩多汗症は、わきの下から過剰な量の汗が出てしまう状態で、日本人の約5%が罹患し、わきのエクリン汗腺の発汗が増加するものですが(写真1)、両病態が混在している患者さんも多くみられます。
 当院では“におい測定器”などを用いた客観的な評価法により、両病態を鑑別し、的確な治療法を提供しています(写真2)。
 最新の治療法として、腋臭症に対して1泊入院の局所麻酔下での手術により、翌日からシャワー浴が可能です。また、多汗症も近年発売された外用剤を適用することで、発汗を抑制することが可能となりました。これらの最新の治療法は、患者さんのQOL改善に貢献できると考えています。


    

◆問い合わせ先

形成外科 外来 電話:0853-20-2382