新型コロナウイルス感染症対策の現状について

公開日 2023年04月13日

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行から3年がすぎた今、ワクチンや抗ウイルス薬などが使用できるようになり、その知見も積み重なってきました。
 法律の変更があってもCOVID-19自体のウイルス学的特徴が変化するわけではなく、変えられるのはCOVID-19などの感染症に対する付き合い方です。科学的見地に基づき感染制御の見直しはなされていきますが、その前提としての手指衛生や場面毎の効果的な感染対策が1つのポイントとなります。
 2023年3月13日から、マスクの着用は個人の判断によることが国の基本方針とされましたが、一方で医療機関内などはマスク推奨となっています。当院では国の推奨通り、引き続き病院内でのマスク着用をお願いしています。当院の方針にご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。
 これは面会のあり方についても同様です。致死率は下がったものの、病院内にはご高齢の方、基礎疾患を有する方、妊婦の方など重症化リスクの高い方が多数おられます。またCOVID-19が院内で拡大すると医療提供に支障をきたす場合があります。感染リスクをゼロにするのは非常に難しいCOVID-19ですが、安全に面会を行うためにはマスクの着用同様、医療従事者に加え、患者さんやそのご家族のご協力が必要となります。体調確認をしっかり行っていただき、もし体調が悪い場合や、同居家族の方にCOVID-19の方がいらっしゃる方は申し出ていただく(控えていただく)などの変わらぬご協力の程、よろしくお願い申し上げます。


       

◆問い合わせ先

総務課企画調査係 電話:0853-20-2019