公開日 2023年05月11日
島根大学医学部附属病院で、4月26日(水)にベトナム料理を提供しました。
この企画は、実習生としてベトナムより来日しているレ・トゥイ・グエット・ジエムさんが立案し、附属病院栄養治療室の協力のもと、当院の病院食を担当している日清医療食品(株)の調理師が調理を担当して実現しました。
本企画で考案・提供されたのは、「コムタム(Cơm Tấm)」という、ごはん、豚肉、目玉焼き、なます、トマトにタレを混ぜ合わせて食べるベトナム南部の家庭で広く親しまれている料理です。入院患者さんにはメニューの内容を記載したチラシとともに昼食として提供されました。
入院患者さんの状態に合わせ、軟菜食にはなますに使用している大根を白菜に変更する、唐辛子、生にんにく等刺激物を避けてたれの味を調整するなど様々な工夫がされています。本企画で考案された特製タレは、ベトナムで馴染みが深い「ヌクマム(魚醤)」という調味料を使用して仕上げました。
入院患者さんの「食べる楽しみ」を継続するために、ベトナム料理第二弾を視野にいれながら、今後も病院内で新たな病院食の可能性を広げる予定です。
ベトナム料理『コムタム(Cơm Tấm)』
問い合わせ先
島根大学医学部総務課企画調査係
電話:0853-20-2019