公開日 2024年07月26日
「タッチケア」とは、赤ちゃんへのマッサージやスキンシップを通じて、心と体を触れ合わせ、赤ちゃんの発達を促進するケアのことです。ケアを行うことで、お子さんの情緒が安定し、ストレスホルモンが減少することなどが証明されており、赤ちゃんだけでなく、年齢に関係なく行っていただけます。当院のNICU(新生児集中治療室)でも、所属の保育士1名・看護師2名が「タッチケア協会」の指導者認定資格を取得しています。
この度、「タッチケア」の普及活動のため、島根県リトルベビーサークル「縁」の交流会にて講習を行いました。数組の親子がごきょうだいを連れて参加され、お母さんだけでなく、お兄ちゃんやお姉ちゃんにも赤ちゃんとタッチケアを体験して頂きました。
実際に参加されたご家族からは「実際に教えて頂きながら子どもと触れ合いの時間を作ることができ、とても貴重な体験ができて良かったです。」「子どもと過ごす中で触れ合う時間を大事にしていきたいと思いました。」などといった嬉しい感想をいただきました。
スキンシップ不足、抱っこを嫌がる子ども、乳幼児虐待等のさまざまな問題がありますが、タッチケアを通じて親子でコミュニケーションを図り、親子の絆を深めることができます。タッチケアにご興味がありましたら、当院までお問い合わせください。
参考:日本タッチケア協会HP(外部サイトにリンクします)
【お問い合わせ】総合周産期母子医療センター
smu-cpmc@med.shimane-u.ac.jp