公開日 2024年10月09日
10月6日(日)に、病理診断・人工関節・心臓弁膜症をテーマに出雲市民フォーラムを開催し、約100名の方にご来場いただきました。
はじめに病理診断科の新野大介教授が、病理医の仕事内容や病理診断についてマンガや実例を交えて説明し、県内の病理医不足の現状を紹介しました。次に整形外科の門脇俊(まさる)助教が、整形外科の現状や人工関節について説明し、実際に当院で手術を受けた患者さんが元気に歩く姿を披露いただきました。最後に循環器内科の佐藤寛大(ひろとも)助教が、心臓弁膜症と最新のカテーテル治療について解説し、その進化の過程も紹介しました。
質疑応答では、病理診断で使用する標本の保存期間や、人工関節の適応、カテーテルの寿命についてなど様々な質問が寄せられ、病院長の補足を交えて各医師が回答しました。また、副病院長の大野智先生から当院の医療安全についての説明もありました。参加者の方からは、「これまで踏み切れなかった手術を前向きに考えられるようになった」との声もいただきました。
次回は11月24日(日)に腎臓病をテーマに開催予定です。次回も多くの皆さまのご来場をお待ちしております。
質疑応答の様子
当日のチラシはこちら
【お問い合わせ先】総務課企画調査係 TEL:0853-20-2019・2531