公開日 2024年11月06日
能登半島地震を受けて、当院リハビリテーション部の森脇繁登作業療法士と熊谷英岳言語聴覚士が、島根JRAT(日本災害リハビリテーション支援協会チーム)として令和6年2月に金沢市内で支援活動を行いました。この取り組みに対し、厚生労働省から島根JRATと当院に感謝状が贈られました。
JRAT本部の報告によると、今年1月から4月までの4か月間に、5千人以上のリハビリテーション関連職種が支援に参加し、避難所での廃用症候群(長期の安静状態や活動低下による心身機能の低下)予防や、平時と異なる生活環境での身体機能低下に対する支援を行いました。また、DMAT(災害派遣医療チーム)、JMAT(日本医師会災害医療チーム)、DPAT(災害派遣精神医療チーム)、日本赤十字社の救護班などと連携して活動にあたりました。
島根JRATでは、南海トラフ地震などを想定した組織整備に加え、島根県との協定締結を目指し、県の療法士会を通じて安定した人材確保を進めています。
当時の活動報告はこちら
※JRAT(一般社団法人日本災害リハビリテーション支援協会/JAPAN DISASTER EHABILITATION Assistance Team)
「大規模災害時において、救急救命に継続したリハビリテーションによる生活支援等により、生活不活発病等の災害関連死を防ぐ」ことを目的とした団体であり、島根JRATについては当院リハビリテーション部が事務局を担っています。
【お問い合わせ】リハビリテーション部 TEL:0853-20-2457