公開日 2024年11月28日
11月24日(日)に、「腎臓」をテーマに島根大学医学部臨床小講堂にて今年度4回目の出雲市民フォーラムを開催し、約125名の方にご来場いただきました。
はじめに腎臓内科の神田武志教授が、慢性腎臓病について早期発見の大切さや予防方法、慢性腎臓病との付き合い方、腎機能評価法「LTEP」(Long term eGFR plot)を紹介しました。
次に内分泌代謝内科の金﨑啓造教授が、糖尿病による心臓や腎臓などの合併症リスク、糖尿病の腎臓合併症に対する治療の4本の柱について紹介しました。
最後に泌尿器科の和田耕一郎教授が、臓器移植の歴史に加え、腎移植の種類(生体腎移植・献腎移植)や利点、臓器提供の方法について解説しました。
講演後の質疑応答では、講演内容を踏まえた数多くの質問が寄せられ、病院長の補足説明を交えながら各医師が回答しました。また、アンケートから「透析や腎移植について全く知らなかったので、勉強になりました」「3つの講演とも新たな知識を得ることができ、大変参考になりました」といったご意見・ご感想をいただきました。
次回の市民フォーラムは、12月14日(土)に浜田市石央文化ホールで開催される予定です。次回も多くの皆さまのご来場をお待ちしております。
質疑応答の様子
当日のチラシはこちら
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