公開日 2024年12月16日
12月14日(土)、浜田市の石央文化ホールにて4年ぶりの市民フォーラムを開催し、約50名の方にご来場いただきました。
はじめに、小児脳神経センターの君和田友美准教授が、先天性の頭の変形や脊椎の病気、脳の血管が細くなる「もやもや病」について説明しました。実際の緻密な手術の様子や、病気ではない頭のゆがみにはヘルメット療法が有効であることなども紹介しました。
次に、消化器外科の山本徹准教授が、消化器がんの基礎知識とロボット手術のメリット、検診の重要性について話しました。ロボット手術は手ぶれがなく安全で安定した手術であることを、実際の手術動画を交えて説明しました。
最後に、循環器内科の佐藤寛大助教が、心臓弁膜症のメカニズムと治療方法を説明しました。高齢化に伴い患者数が増えていること、発見のためには聴診を受けてもらうこと、手術のリスクが高い患者さんにはカテーテルを用いて治療が可能になったことを紹介しました。
質疑応答では、ご自身や身近な方がかかった病気に関連する具体的な質問が多く寄せられ、椎名病院長の補足説明を交えながら、各医師が回答しました。
今後も当院の取り組みを島根県西部地区の方々にも積極的にお伝えしていきます。
質疑応答の様子
当日のチラシはこちら
【お問い合わせ先】総務課企画調査係 TEL:0853-20-2019・2531