公開日 2025年05月01日
4月23日(水)、このたび附属病院に新たに設置された「顔面・頭蓋底治療センター」の記者会見を行いました。
はじめに、センター長である耳鼻咽喉科・頭頸部外科診療科長の坂本達則教授が、センターの概要について説明しました。顔面や頭蓋底には重要な血管や脳神経が集中しており、治療が複雑かつ高度であるため、各診療科が横断的に連携することで、より安全に高度な治療を提供できる体制を整えたこと、また、こうした高度な治療を担う若手医師の育成にも取り組んでいくことを述べました。
続いて、副センター長である歯科口腔外科診療科長の管野貴浩教授が、手術によらない新しい光免疫療法においても、連携して治療を進め、目覚ましい治療成績を上げていることを報告しました。
質疑応答では、報道機関からセンター化の意義や具体的な症例についての質問が寄せられました。
坂本センター長は、「顔面・頭蓋底領域の患者数は決して多くありませんが、当院にはこの分野に精通した医療スタッフが揃っているので、安心して受診してください」と話していました。
左から坂本達則センター長・椎名浩昭病院長・管野貴浩副センター長・林健太郎副センター長
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