公開日 2025年07月11日
6月25日(水)、出雲市灘分地区の住民の皆様が当院を視察されました。今回の視察は、灘分コミュニティセンター様が企画された「つながる心の架け橋~医療現場からのリアルな声~」の一環として行われ、地域住民の皆様が救急医療の現場を知ることで、地域としてできることを考える機会とすることを目的としています。
はじめに、椎名浩昭病院長より、病院内における救命救急部門の役割や、救急外来患者の受け入れ状況等について説明がありました。続いて、高度外傷センターの下条芳秀講師、E-ICUの神谷千絵副看護師長、森山詠美子看護師より、医療現場の紹介が行われ、その後、参加者の皆様との意見交換が行われました。
「普段から備えておくべきことは?」というご質問には、「かかりつけ医に気になることを相談しておくこと」や「お薬手帳などを準備しておくこと」などのアドバイスがあり、多くの方がうなずきながら耳を傾けておられました。
最後に、救命救急部門の見学として、ドクターカーや高度外傷センターをご覧いただきました。ドクターカーでは、搬送中にカメラ映像を病院に送信することで、スムーズな引き継ぎが可能となっていること、高度外傷センターでは、搬入から手術開始まで最短1分で対応することもあるなど、高度な医療の特徴についてご説明し、皆様に熱心にご見学いただきました。
【お問い合わせ】総務課企画調査係 TEL:0853-20-2018