公開日 2025年11月28日
11月22日、プロバスケットボールチーム「島根スサノオマジック」の選手たちが、島根大学医学部附属病院の小児病棟を訪れ、入院中の子どもたちと心温まる交流の時間を過ごしました。
病気や治療のため、毎日たくさんの不安や緊張と向き合っている子どもたち。学校に行くことも、友達と遊ぶことも、スポーツを楽しむことも思いどおりにできない日々の中で、“楽しい”という気持ちは、子どもたちを前へ進ませる大切な力になります。このイベントは、そんな思いから生まれました。
当日は、納見悠仁選手(#21)と介川アンソニー翔選手(#7)が来てくださり、エレベーターホールでの温かい歓迎に始まり、写真撮影や応援グッズのプレゼント、質問カードを使ったトークなど、笑顔あふれる時間が続きました。さらに、アンソニー選手が突然のピアノ演奏を披露してくれるというサプライズも。病棟には大きな拍手が響き、子どもたちの表情が一気に明るくなりました。
子どもたちからは「手の大きさを知りたい!」、「壁にぶつかった時、どう乗り越えていますか?」といったまっすぐな質問が飛び、選手たちは一つひとつ丁寧に答えながら、真剣に子どもたちの目を見て向き合っていました。スタッフからも、「子どもたちやご家族が本当に楽しそうで、開催してよかったと心から思います」という声があり、選手の優しさが病棟全体を温かく包み込んでいました。
こうした経験は、治療への前向きな気持ちを育てたり、家族や医療スタッフとのコミュニケーションを豊かにしたりと、子どもたちの成長に大きな意味を持ちます。地域のプロスポーツチームと一緒に、医療を支える新しい形をつくっていけたらと願っています。
島根スサノオマジックの力強いプレーと優しさが、これからも子どもたちの心に希望を届け続けますように。
©︎SHIMANE SUSANOO MAGIC
2025年11月22日
「島根スサノオマジック × 小児医療支援プロジェクト」メンバー一同
【お問い合わせ】総務課企画調査係 TEL:0853-20-2531