公開日 2025年12月24日
骨粗鬆症は骨折の大きな要因であり、寝たきりや要介護の一因となります。日本では、2020年の1年間に大腿骨近位部骨折が約23万人、椎体骨折が約49万人、橈骨遠位端骨折が約15万人新たに発生していると推計されています(萩野, Geriatric Medicine 2021)。 これらはいずれも骨粗鬆症を背景とした脆弱性骨折であり、今後も高齢化に伴い増加が見込まれます。そのため、骨折や再骨折の予防だけでなく、原因疾患である骨粗鬆症を早期に発見し、適切に介入することが重要です。
当院では、10月の「世界骨粗鬆症デー(World Osteoporosis Day)」に合わせて、啓発活動を行いました。県の委託事業として島根大学が運営するオンライン健康教室「しまねMAME(まめ)インフォ」に骨粗鬆症に関する動画をアップし、院内でもスマホで気軽にご視聴いただける環境を整えました。
骨粗鬆症は「栄養」「運動」「検査」による予防・管理が可能であり、特に定期的な検診受診は早期診断につながります。いずれも5分程度のスキマ時間にご覧いただける動画ですので、ぜひご覧ください。
【お問い合わせ】リハビリテーション部 TEL:0853-20-2457




