機能指標について

　国立大学は、2004年の法人化により、国の機関という位置づけから、国立大学法人へと設置形態が転換されました。国立大学病院も、法人化の趣旨を踏まえ、自主性・自律性を発揮して運営すべきことは当然ですが、近年の社会情勢の変化の中でいかにその役割・機能を推進し、医学・医療の分野でどのような社会貢献ができるかということは、国立大学病院の存在意義に関わる極めて重大な問題です。また、診療報酬や運営費交付金などの公的資金で運営されている公的機関として、社会に対し、活動内容と成果等の情報を公開し、説明責任を果たすことが求められており、その社会的責任は極めて重いといえます。（国立大学附属病院長会議作成「国立大学附属病院の主体的取り組みに関する評価指標のまとめ」より一部引用）

　国立大学病院機能指標は、全国42の国立大学病院が、自主的・主体的に自院の機能の質向上を図るとともに、取り組み状況や成果を社会に開示し、理解と信頼を得ることを目的としており、「診療」・「教育」・「研究」・「地域・社会貢献」・「国際化」・「運営」・「歯科」に関わる全86項目を共通の指標として国立大学附属病院長会議が策定したものです。

　島根大学医学部附属病院においてもこの趣旨に則り、2021年度から2023年度までの指標を公表するとともに、評価結果の検証と改善に取り組み、更なる医療の質の向上を目指しています。

※ 　一部の診療実績に関する項目については、DPC導入の影響評価に係る調査データを利用しているため、本院の全実績数ではない場合があります。
※　「29．在院日数の指標」、「30．患者構成の指標」及び「57．研究論文のインパクトファクター合計点数」の2023年度実績については集計が未了であるため、2021年度及び2022年度の結果のみ掲載しています。
※　歯科に係る項目以外の調査項目（36.臨床研修指導医数を除く）については、医科分と歯科分の実績を合算した数値となっています。
※　「42．薬学生の受入実習学生数（自大学から）」及び「45．その他医療専門職学生の受入実習学生数（自大学から）」については、本学に対象学生の養成学科がないため、除外しています。
※　「67-3.病床稼働率（結核病床）」、「68-3.平均在位日数（結核病床）」及び　「69-3.病床回転数（結核病床）」については、本院は該当しないため、除外しています。

具体的な機能指標

 
※全項目の概要並びに数値等、すべてをご覧になりたい方はこちら

• 診療に係る項目
• 教育に係る項目
• 研究に係る項目
• 地域・社会貢献に係る項目
• 国際化に係る項目
• 運営に係る項目
• 歯科に係る項目

診療に係る項目

教育に係る項目

研究に係る項目

地域・社会貢献に係る項目

国際化に係る項目

運営に係る項目

歯科に係る項目