※各部署の情報は2025年7月1日現在です。

センター長 千貫 祐子 准教授
気管支喘息、アトピー性皮膚炎、鼻アレルギー、アレルギー性結膜炎、食物アレルギー、薬剤アレルギー、アナフィラキシーといった、代表的なアレルギー疾患だけでなく、好酸球性副鼻腔炎、好酸球性肺炎、好酸球性消化管疾患、薬剤性肺炎などの専門的な診断と治療を要するアレルギー疾患に対しても、トップレベルの医療を提供します。
アレルギーセンターでは、皮膚科、小児科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科、呼吸器・化学療法内科、消化器内科、眼科の教員および各診療科のアレルギー疾患専門医が対応します。入院診療も各診療科にて対応します。当院は今までに食物アレルギー、鼻アレルギー、好酸球性消化管疾患などにおいて卓越した診療、研究成果をあげています。当センターでは、アレルギー疾患の新たな治療開発を目指す臨床研究も積極的に行います。
<特殊な診療内容>
皮膚科:アレルギー疾患の原因抗原特定に皮膚テスト(プリックテスト、パッチテスト)、血液検査(抗原特異的 IgE 検査、免疫ブロット、好塩基球活性化試験)、誘発試験による検査を実施します。新規治療法の開発のための種々の臨床研究を行っています。難治性アレルギー(慢性じんましん、難治性アトピー性皮膚炎)に対する分子標的薬治療を行います。
小児科:食物アレルギーに対する負荷試験、経口免疫療法および予防法の開発、治りにくいアトピー性皮膚炎や気管支喘息に対する治験や新しい治療に取り組んでいます。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科:重症の鼻アレルギーの症例に対して、経鼻内視鏡手術で対応します。好酸球性副鼻腔炎は確定診断を行い、鼻閉や嗅覚障害の改善を目標に徹底的な手術を行い、それでも再発する症例に対して生物学的製剤を用いて対応します。
消化器内科:好酸球性消化管疾患に対して、食物アレルゲンを除いた除去食を用いた治療、局所作用ステロイドを用いた治療を実施します。狭窄をおこした患者さんに対する食道拡張治療 ( バルーン拡張治療 ) も行います。
呼吸器・化学療法内科:難治性喘息の患者さんには、各々の状態に応じて5種類の生物学的製剤を使い分けて治療を行います。気管支鏡を用いたアレルギー性肺疾患(過敏性肺炎、好酸球性肺炎、サルコイドーシス)の診断及び治療を行います。難治性喘息やアレルギー性肺疾患の治療を行っています。
眼科:頻度の多いアレルギー性結膜炎やアトピー性角結膜炎、また春季カタルなどの疾患に対し診断・治療を行っています。ステロイド点眼や抗アレルギー点眼、免疫抑制薬点眼を用いて治療を行います。
<アレルギー疾患医療拠点病院に指定>
2019 年3月1日、当院がアレルギー疾患医療拠点病院に指定されました。当院を受診されたアレルギー疾患患者さんの診療のみならず、行政、県内の医療施設や薬局、学校、保健所などと連携して、県民の皆様におけるアレルギー疾患に関する知識の普及、島根県全体のアレルギー疾患診療のレベル向上と均てん化、アレルギー疾患に関する調査や研究に中心的な役割を果たして参ります。
