※各部署の情報は2025年7月1日現在です。
センター長 渡部 広明 教授
島根県における救急医療の「最後の砦」としての機能を 24 時間提供します。
当院の救命救急センターは、内因性(内科系)救急を担当する「救急・総合診療センター」と外因性(外科系)救急を担当する「高度外傷センター」の 2 つで構成されています。全領域の救急病態について、軽症から重症まで幅広く患者さんを受け入れています。救命救急センターでは、初期対応は救急科専門医を中心とした救急専従医師が対応し、必要に応じて他の専門診療科医師と協力して救急診療にあたります。
救命救急センターでは 24 時間体制で診療を行っています。直接来院される方から救急車やドクターヘリ、ドクターカーで来院される方まで幅広い救急病態に対応しています。入院を必要とする患者さんのために、10 床の E-ICU( 救急専用入院病棟 ) を保有しています。より重症度の高い患者さんには集中治療室(ICU)での治療ができる体制が整備されています。小児の重篤な救急疾患対しては、地域小児救命救急センターと連携して治療を行います。
当院の救命救急センターは 2012 年に認可を受け、現在、厚生労働省の救命救急センター充実段階評価では毎年「S 評価」(最高ランク)の認証を受けています。高度な救急医療を提供することのできる診療体制と人員を配置しています。救命救急センターで専従する医師は救急科専門医、外科専門医、外傷専門医などをもち、生命危機の生じる重篤な患者さんへの迅速な救命処置ができ体制を整備しています。