センター長 日髙 匡章 教授
新型コロナウイルス感染症で注目を集めるようになった「ECMO」をはじめとする生命維持管理装置の操作・保守点検、院内医療機器の保守・管理をはじめ、
職員への技術教育を行うことで、安全で質の高い診療の提供に貢献しています。
ME センターは、2009 年4月に開設され、センター長1名、副センター長(臨床工学技士長)1 名、臨床工学技士20 名、技能補佐員1名より構成され、院内の多職種職員と連携し、チーム医療の一員として、高度で安全な医療技術の提供に努めています。
<院内機器管理>
● 各種点検:始業・使用前後・定期点検等
● 管理運用:バーコードによる所在管理、メーカーとの連携、消耗品管理
● 教育支援:安全使用のための研修会開催
● 修理経費節減:メーカーライセンス取得により実現
<他部門連携>
● 高度外傷センター:人工呼吸器、急速輸血輸液システム、頭蓋内圧モニタリングシステム、経皮的心肺補助法、経カテーテル的大動脈弁植込み術(TAVI)、各種モニタ
● 手術部:人工心肺、ダ・ヴィンチ、自己血回収、内視鏡手術機器、電気メス、麻酔器、体外式膜型人工肺(ECMO)、眼科清潔野業務
● 血液浄化治療部:血液透析(濾過)、各種アフェレシス、腹水濾過濃縮等
● 集中治療部:人工呼吸器、大動脈内バルーンパンピング(IABP)、体外式膜型人工肺(ECMO)、持続的血液濾過透析(CHDF)、各種モニタ等
● カテ室:心臓植込み型電気的治療(CIEDs)、経皮的血管拡張術(PTA)、体外式膜型人工肺(ECMO)、血管内超音波検査(IVUS)、光干渉断層計(OCT)、アブレーション(経皮的ラジオ波熱凝固療法:RFA)
● 放射線部:ハイパーサーミア、高気圧酸素治療(2024 年6月稼働)
<オンコール体制>
当センターでは、高度外傷センター業務、集中治療部業務、心臓血管外科業務、心カテ室業務、血液浄化業務、において365 日24 時間、院内管理当直、院外待機を行っています。