島根大学医学部附属病院

TEL 0853-23-2111(代表)
〒693-8501 島根県出雲市塩冶町89-1
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救急
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内分泌代謝内科

診療科長 金﨑 啓造 教授

高い専門性と豊富な臨床経験をもとに、幅広く内分泌・代謝疾患を総合的に取り扱っています。
糖尿病診療では特に糖尿病合併症の診療に力を入れ、多職種チームで取り組んでいます。
また、最先端の医療を受けて頂ける環境を整えています。

 

診療内容

【対象疾患】
 糖尿病、下垂体疾患、甲状腺疾患、副甲状腺疾患、副腎疾患、脂質異常症、電解質異常、高血圧症、肥満症、骨粗鬆症、代謝性骨疾など

【診療内容】
 糖尿病診療では、多職種チーム診療を基本とし、外来での自己注射治療導入や糖尿病透析予防指導の体制が整っています。特に糖尿病性腎症診療に力を入れており、積極的な治療介入を行い、透析導入ゼロを目指しています。インスリンポンプ治療、持続血糖測定は県内では当院のみ全機種を取り扱っており、テーラーメードな治療方法の選択が可能です。術前血糖調整入院や、他科入院中の患者さんの併診も行っています。
 甲状腺疾患、副甲状腺疾患の診療も得意とし、専門医による超音波検査・穿刺細胞診が可能で、他診療科とも連携を密に最先端かつ専門性の高い治療を行っています。
 二次性高血圧の診断・治療も可能です。頻度の高いアルドステロン症については、診断から手術希望時は、副腎静脈サンプリング、手術まで当院で一貫して可能です。
 病態に合わせた最先端の骨粗鬆症治療も可能です。

 

特徴

1.最新の知見・エビデンスに基づく診療を行い、患者さんや地域の先生方のご要望にお応えできる診療科を目指していますので、お気軽にご相談ください。
2.専門外来として、糖尿病性腎症外来、甲状腺外来、女性外来(主に妊娠中関連の方)、持続血糖測定外来を立ち上げています。
3.糖尿病療養指導士を有するコメディカルスタッフとともに、多職種チーム医療を得意としています。生活習慣のみが原因と誤解されることの多い糖尿病患者さんへのスティグマ(偏見)を排除し、より良い療養生活を送っていただく支援を大切にしています。
4.内分泌代謝疾患の治療と地域への啓発活動にも長年取り組んでいます。「糖尿病教室」の開催や、糖尿病患者会活動のサポートを行い、患者さんとの交流も大切にしています。
5.1 型糖尿病患者さんの災害対策用のLINE 公式アカウントを作成するなど災害対策にも力を入れています。

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糖尿病性腎症に対して積極的な介入を開始した 2019 年以降、島根県での透析症例増加が抑制されている。 
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