センター長 田村 研治 教授
がん患者さん・ご家族が、がん治療を受けながら、安心して療養生活・社会生活が送れるよう、さまざまな相談支援体制を提供しています。
がん患者さん・ご家族の交流の場のサポートも行っています。
1. がん相談支援センター
病気や治療のこと、セカンドオピニオン、緩和ケア、医療費、臨床試験等の情報を知りたい時、また、様々な不安や生活上の気がかりなことを相談したいとき、がん専門相談員である、医療ソーシャルワーカーとがん専門看護師が対応します。相談内容によって、院内のスタッフ、院外専門職、ピアサポーター、がんサロン担当者等と連携を図ります。
2. 就労相談会の実施
ハローワーク出雲・島根産業保健総合支援センターと連携し、がん、肝炎、糖尿病等の疾病により長期にわたる治療を必要とする患者さんの「治療と仕事の両立」を支援します。
3. がん患者、ご家族の交流の場
「がん治療経験者同士だからこそ、共感しあえる」そんな場の提供をサポートします。
・院内がんサロン「ほっとサロン」
月1 回サロンの開催と、ほっとサロンだよりを発行しています。
・「がんピアサポーター」
令和6 年2 月~ 5 月にかけて、がんピアサポーターの養成研修を実施しました。がんピアサポーターとの交流会等の活動については、チラシや当センターのホームページに掲載します。
4. がん相談員等を対象とした研修会の実施
県内各病院のがん相談に携わる相談員等の資質を向上するために、継続的に研修会を実施しています。患者さん・ご家族がお近くの病院でがん相談を受けていただくことができるように取り組んでいます。