公開日 2026年03月12日
3月1日(日)に、松江市のくにびきメッセにて、「難病」をテーマとした市民フォーラムを開催し、満席に近い100名を超える方にご来場いただきました。
最初に、膠原病・リウマチ内科の一瀬邦弘教授が、自己免疫疾患が起こる仕組みや関節リウマチの治療法について説明しました。島根県ではリウマチ患者さんの44%が専門施設を一度も受診したことがない実態を紹介し、早期発見・早期治療の重要性を訴えました。
次に、消化器内科(IBDセンター)の川島耕作講師が、炎症性腸疾患(IBD)の代表的な疾患である潰瘍性大腸炎とクローン病について解説しました。関節リウマチと同様に衛生環境の良い国に多い疾患であることや、服薬の重要性について、自身の体験も交えながら紹介しました。
最後に、高度脳卒中センター(脳神経内科)の有竹洵助教が、神経難病について説明しました。指定難病と診断された場合の医療費助成制度や、医療の進歩により病気と共存していけるケースが増えていることを紹介しました。
質疑応答では、「身近な方が難病を患っていて、どのように接したらよいか」「直接医大を受診したいが、どうすればよいか」といった具体的な質問が多く寄せられました。また、アンケートでは「身内が膠原病と診断され、正しい知識を得ようと参加しました」「島大の講演を松江で開催してくれてありがたい」といったコメントが寄せられました。
来年度も、市民フォーラムなどを通じて、当院の取り組みを発信してまいります。
挨拶する椎名病院長
膠原病・リウマチ内科 一瀬教授
消化器内科 川島講師
高度脳卒中センター(脳神経内科) 有竹助教
【お問い合わせ】総務課企画調査係 TEL:0853-20-2531