公開日 2025年01月21日
当院は、都道府県がん診療連携拠点病院として、がんについての啓発活動を行っています。その一環として、1月15日に乳腺センターが、島根県立大学出雲キャンパスの大学生を対象に、乳がんについての出張講座を開催しました。
当日は、乳腺センターの角舎学行(かどやたかゆき)副センター長が、乳がんの基礎知識や治療法、セルフチェック方法などについて講演しました。乳がんは日本人女性の9人に1人が罹患する身近ながんではあるものの、早期発見すれば10年生存率が9割と、治療が可能ながんであるため、若いうちからセルフチェックを行ってほしいと話しました。また、島根県立大学出雲キャンパスには看護栄養学部があり、看護学科の学生は将来看護師になる学生も多いことから、「自分ごととして考えながら、知識を持って患者さんに接してほしい」と医療従事者の立場からもアドバイスを送りました。
乳がんの治療については、最近は傷や負担が大変少ない手術も登場しています。今後も、啓発活動を通じて若い世代にも乳がんの正しい知識を伝えていきたいと思います。

講演会の様子

座談会の様子
【お問い合わせ】乳腺センター TEL:0853-20-2052