島根大学医学部附属病院

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救急
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腎臓内科

jinzou_神田先生

診療科長 神田 武志 教授

当科では検尿異常、慢性腎臓病、保存期腎不全、電解質異常、腎代替療法、急性腎障害、遺伝性腎疾患等を幅広く行っています。
島根県内の腎臓病治療施設の中心的存在として、若手医師の育成にも力を入れています。

 

 

診療内容

 対象疾患としては糸球体腎炎、二次性腎疾患(糖尿病性腎症、ANCA 関連血管炎、ループス腎炎など)、多発性嚢胞腎、電解質異常、保存期腎不全、慢性腎不全(血液透析、腹膜透析、腎移植)などがあります。アフェレシス療法に関しては、様々な疾患に対応しております。
 業務内容は(1)外来:腎臓専門医、透析専門医を中心に、週5回の外来診療を行なっています。月2 回の腹膜透析外来も行なっています。(2)入院:腎生検から保存期腎不全、電解質異常、急性腎障害、腎代替療法導入、血液浄化部における透析管理、アフェレシス療法を行なっています。他科からの院内紹介も多数引き受け、診療科間の連携も深めています。

 

特徴

 検尿異常や腎障害の診断・治療方針決定のため、腎生検は年間50 例程度実施しています。特にIgA 腎症に対しては扁桃摘出+ ステロイドパルス療法を施行し、良好な治療成績を得ています。難治性ネフローゼ症候群に対するリツキシマブの投与やLDL アフェレシス療法を行なっています。さらに常染色体優性多発性嚢胞腎に対するトルバプタンの導入も積極的に行なっています。保存期腎不全に対する治療、教育入院、病診連携について、多職種(医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカー)で取り組んでいます。末期腎不全に至った場合には腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)の説明を行います。血液透析の導入、腹膜透析の導入・維持管理も当科で行っています。腎移植は泌尿器科で実施しています。当院では全ての腎代替療法を提供できます。
 

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