※各部署の情報は2025年7月1日現在です。

センター長 岩下 義明 教授
2024 年より第一種装置を導入
多彩な疾患に対応
耳抜きや快適性も配慮した設計
当センターでは、2024年6月より第一種高気圧酸素治療装置を用いた治療を行っています。患者さんには専用の検査着に着替えて、2気圧で60分間、高濃度酸素を吸入していただきます。これにより、体内に酸素を大量に取り込ませ、血流の届きにくい部位にも酸素供給を促します。突発性難聴や骨髄炎、放射線障害、重症軟部組織感染症など多様な疾患に対応しており、治療回数は最大10~ 30回程度です。治療時間は加圧・減圧時間を含め約 90分です。治療依頼は原則として基礎疾患に対応する診療科を通して受け付けています。
第一種装置による高気圧酸素治療を提供し、これまでに骨髄炎、放射線障害、末梢血管障害等の治療実績があります。治療中は横になって音楽を聴くことができ、寝返りも可能な快適な環境が整っています。安全面においては火花が出る物品の持ち込みを厳禁とするなど、万全の対策を講じています。気圧変化に対しては耳抜き指導を行い、トラブルを防ぎます。今後もさまざまな診療科と連携し、治療適応疾患に柔軟に対応する体制を強化していきます。
治療前の問診の様子
高気圧酸素治療中の様子(患者さんが装置内で安静にしている)